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- 表面麻酔
- 通常、歯科医院では塗る軟膏タイプの表面麻酔薬を用います。ですが、当院では「ペンレステープ」という、貼るシールの表面麻酔薬を用います。これは、高濃度の麻酔薬が接着面に含まれており、病院などで静脈注射時や人工透析の穿刺時の痛み防止に用いるものです。シールなので、苦味を感じたり、舌が麻酔薬で痺れるといった不快症状はありません。
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- 最も細い注射針を導入しております
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当たり前のことですが、注射針は細ければ細いほど痛みは少なくなります。
注射時の痛みを極力抑えるために、以前当院では市販されている中で最も細い「33G」というサイズの注射針を使用していました。
2020年4月よりさらに細い「35G」というサイズの注射針が発売されたのと同時に、当院ではいち早く導入致しました。
※針のサイズは数字が大きいほど細くなります。
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- 温めた麻酔薬を使います
- 最も痛みの少ない温度(体温と同じくらい)に麻酔薬を温めることで、麻酔薬を注入するときの刺激を減らします。
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- ゆっくりと麻酔薬を入れます
- 麻酔薬を一気に注入すると痛みを伴います。そのため、電動注射器を用い、ゆっくりと一定の速度で麻酔薬を注入します。
(注射がどうしても苦手という人に使用しています)
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- 歯を削る機械の音にも配慮します
- 歯を削るときの「キーン」という音は「恐い」「痛い」などを連想させる音ではないでしょうか?
当院ではその不快な音をなるべくさせないよう「5倍速コントラ」という削る機器を用いて、聴覚からの痛みへの配慮をしています。